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決算発表持ち越しについて

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デイトレード以外の株式投資をしていると避けて通れないのが【決算発表日】の持ち越しである。

 

本決算は一年に一回だが、上場企業は一年に四半期ごとに4回の決算発表がある。

 

決算の数字に、想定よりも良いインパクトがあれば株価はあがりやすく、逆に想定よりも悪いインパクトがあれば下がりやすい。

 

基本的に決算の発表タイミングは場が引けたあとの15:00となっている。

 

予め売買した会社を徹底的に調べ上げているか、財務諸表の予想に長けていない限りは決算発表日の持ち越しは上がるか下がるか分からない。

 

ここで重要なのは、上がるか下がるか分からないという事だ。

 

上がりやすいならば買うことができる。下がりやすいならば売ることができる。

なぜならば勝率の面で期待値が有利であるといえるからだ。

しかし上がるか下がるか全く分からないという事は、シンプルに勝率は50%といえるだろう。

もし50%の勝率であるならば、それはあえて資金を投入してリスクに晒す必要があるのであろうか?

 

仮に、決算で良い数字がでて凄い利益を確保できたとする。

果たしてそれは、勝ち続けるトレーダーとして、正しい利益へのアプローチをした結果だと言えるのであろうか?

 

逆に、悪い数字がでて凄い損失を被ってしまったとする。

果たしてそれは、勝ち続けるトレーダーとして、正しく損失のリスクをとった結果であったのだろうか?

 

否、もしそのトレーダーがそのトレードに有利な期待値を見いだせていないまま取引をしたならば、正しいとはいえない。

 

個人的には、そこに期待値が有利であると思える別の銘柄で勝負をするほうが資金効率は長期的にみて良くなると考えている。

 

いまのオレにできること、それは期待値を持つ上に明らかな優位性が見えない限り、決算発表はなるべく避ける事であろう。

 

※決算発表は以下のURLで常に確認できる。

https://www.nikkei.com/markets/kigyo/money-schedule/kessan/